審査委員の評価
運搬用コンテナの流用ではなく、コンテナとほぼ同形の鉄骨ユニットを建築法規への適合を図って製作し、これを積み重ねて建築としている。他のユニット工法とは異なり、生産の合理化のみを狙ったユニット化ではなく、工場においての仮積みが容易であるため、施主が事前の空間確認に参加可能であるという建築プロセスに付加価値をもたらした点も独創的である。コンテナの形態的特徴を前面に打ち出した意匠も美しい。
コンテナハウスTetsuyaの挑戦はここがスタートラインです。
日本の厳しい建築基準に完璧に沿いつつも、独創的なコンテナ建築の普及により一層邁進していきます。